今大注目のテレワーク。そのメリット・デメリットとは?
みなさんこんにちは。
フリーライターの私は、在宅で仕事をし始めて4年目になります。
最近では、新型コロナウイルスの影響によりテレワークを急速に進める企業が増えていますよね。
通勤時間が無くなったり、すぐに仕事に取り掛かれたりと、メリットが多いイメージのテレワークですが、
実際にやってみると、困ったことや大変なことなど、いわゆるデメリットに思う部分も出てくるのではないでしょうか。
そこで今回は、筆者の実体験を交えながら
・新型コロナウイルスの影響によりテレワークを導入せざるを得ない中小企業
・テレワークの急な導入により、テレワークでの働き方を強く意識し始めている人
へ向けて、テレワークのメリット・デメリットについて解説していきます。
企業側と従業員側の両側面から見ていきますので、
これから導入しようとしている企業の方や自宅以外で作業スペースを確保したい方はぜひ参考にしてみてください。
テレワークのメリットとは?
それではまず、テレワークのメリットからお話ししていきます。
◆企業側
・柔軟な働き方のため労働者の離職を防止できる
・オフィスコストの削減
◆労働者側
・通勤時間の短縮により、通勤に伴う精神的&身体的負担を減らせる
・自分のペースで仕事を進められる、業務の効率化を狙いやすい
特に首都圏では電車通勤をしている方が多いです。朝・夕のラッシュ時には、身動きが取れないほど電車内が混み合います。
そのような環境だと精神的、そして身体的にも疲れてしまいます。実際に私も会社勤めをしていた頃はその時間が大きなストレスでした。
テレワークであれば、自分で選んだ場所(例えば自宅や自宅近隣の施設)で業務をおこなえるため、通勤にかけていた時間をカットすることが可能です。そのため、ストレスを受けることなくすぐに仕事に取りかかることができます。通勤時間を通勤以外のことで有効に使えるので、仕事にエネルギーを注ぐことができるのです。
企業側としても、テレワーク制度を導入することでライフスタイルが変わった社員の離職を留めさせることができるのでメリットは大きいです。出産や育児・家族の転勤・介護などの事情により退職せざるを得なかった方たちも、テレワークによって仕事を継続できる可能性が高まります。
今回のように、新型コロナウイルスの蔓延によって出勤ができなくなった場合、休業やリストラをせざるを得ない職種も少なくありません。
休業やリストラは企業側も労働者側も回避したいところだと思いますので、テレワークの導入がうまくいけば両者ともwinwinですね。
テレワークのデメリットとは…
テレワークのメリットについてお話ししましたが、テレワークの浸透によりデメリットの声も多く聞こえてくるようになりました。
◆企業側
・労働時間の管理が難しい
・評価しづらい
◆労働者側
・仕事と仕事以外の切り分けが難しい
・家の中は誘惑が多い、自分を律するのが難しい
自宅で仕事ができるということは、早朝でも夜中でも仕事ができてしまうということでもあります。
仕事を詰め込みすぎて長時間労働になったり、昼夜逆転の生活になってしまうことも少なくありません。これでは、ワークライフバランスを整えるために始めたテレワークなのに、本末転倒です。
フリーライターを始めて4年目。時間管理は慣れてきましたが、どうしてもうまくスケジュールが組めず、23時や24時まで仕事をすることもあります。
そのようなタイムスケジュールで組んでいるならいざ知らず、だらだらと作業を続けたり、仕事とプライベートの切り離しができなかったりと、自分を律せないこともままあるのです。
テレワークを始めたばかりの人であれば、よりその傾向が強くなるかと思われます。そのため、企業側も労働者の労働時間の管理が難しくなったり、直接仕事ぶりを見られるわけではないので、ほぼ成果報酬になってしまいます。人事評価がしづらいのも、テレワークの弊害といえるでしょう。
テレワークのデメリットを解消するための方法1. 勤怠管理ツールの導入
従業員がテレワークをしている場合でも、もちろん労働時間の記録は必要です。しかし、オフィスと異なる場所で働くテレワークでは、従業員の労働状況を直接把握できません。
これらを解消するには「ジョブカン」「マネーフォワード クラウド勤怠」など、わかりやすいデザインで直観的な操作が可能な勤怠管理ツールの導入をおすすめします。
勤怠の管理だけでなく、従業員がもし仕事が終わらず深夜・休日にまで働いていても、上司や周囲の人間が気づけないというテレワークのデメリットを解消できます。
ジョブカンは、勤怠管理に合わせて社会保険や雇用保険の書類を自動化できるなど、様々な労務管理に対応できる便利なツールです。
マネーフォワード クラウド勤怠は、従業員の勤怠状況をリアルタイムに確認することができ、さまざまな雇用形態に対応しています。
基本勤務制・シフト制・裁量労働制・フレックスタイム制など、さまざまな就業ルールでも勤怠管理できます。
テレワークのデメリットを解消するための方法2. タスク・進捗状況を上司へ共有する
コミュニケーションの問題や物理的な距離による出社前提の業務フローが困難になることなども、テレワークのデメリットです。
労働者は在宅期間中にタスクをこなさなければいけませんが、直接のコミュニケーションがほぼなくなるため、些細な連絡・報告漏れが大きなトラブルにつながりやすいという課題があります。
解消法として、スプレッドシートや「Backlog」「Chatwork」などのタスク共有ツールを使う手があります。
チャットやクラウドなら、電話で生じるようなクローズドなやり取りもオープン化し、働く仲間全員が見やすいかたちでやり取りをおこなえます。タスク管理、非常時の安否確認もこれらのツールでまかなえるため、ツールを複数導入したくないという企業におすすめですよ。
また、「ZOOM」「ハングアウト」などのWEB会議ツールも大変はかどるのでおすすめです。
テレワークのデメリットを解消するための方法3. レンタルスペースを“サテライトオフィス”として活用する
自宅で勤務環境を整えるのが難しい場合は、レンタルスペースをサテライトオフィスとして活用するのもありです。
リモートワークを提唱している企業は、サテライトオフィスを活用しているところもあります。
その効果として「移動時間の削減」「集中して作業ができる」「違う環境で作業することでリフレッシュできた」など、非常に好意的なものが多数です。
とはいえ、「すぐにテレワークを導入したいのにサテライトオフィスの確保に時間がかかる」「新型コロナウイルスの収束までしか使わないので、契約はちょっと…」という企業もあるでしょう。
そのような場合に使っていただきたいのがレンタルスペースなのです。
レンタルスペース検索サイトTIME SHARING(タイムシェアリング)では、Wi-Fi・プロジェクター・ホワイトボードなどが無料で使用できるレンタルスペースを多数掲載中。収容人数や雰囲気などから好みのスペースを予約することができます。
「自宅では集中できない」「カフェなどのオープンスペースはセキュリティが不安」という個人利用者から「導入を検討している」という法人利用の方まで、様々なご要望に応じてレンタルスペースの提案をおこなっています。
テレワークにおける場所のデメリットは、ぜひTIME SHARING(タイムシェアリング)で解消してみてはいかがでしょうか?
★レンタルスペース検索サイト
TIME SHARING(タイムシェアリング)
★写真のスペース
TIME SHARING渋谷宇田川町
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
執筆:仲野識(なかの しき)