
ワークショップの進め方を徹底解説|準備・運営・成功のコツまで完全ガイド
ワークショップは、今や社内外の課題解決・アイデア創出・チームビルディングなど、あらゆるビジネスシーンで活用される定番手法です。
とはいえ、初めて企画・運営を任された方にとっては、「どうやって進めればいいのか分からない」「場が白けたらどうしよう」といった不安がつきものではないでしょうか?
本記事では、初期設計から実施、フォローアップに至るまでの流れを実践ベースで丁寧に解説します。
ワークショップとは?セミナーとの違いとビジネスでの活用シーン
まず押さえておきたいのは、「ワークショップとは何か?」という基本的な定義です。
ワークショップとは、参加者が能動的に意見を出し合い、協働しながら課題を解決したり、アイデアを創出したりする場です。
一方向的な講義形式のセミナーとは異なり、「参加者の対話」と「実践」が中心となります。
ワークショップが活きるビジネスシーン
・新商品・新サービスの企画会議
・部門をまたいだ業務改善ワーク
・DXや働き方改革に向けた意見交換
・顧客との共創型マーケティング
・採用・研修時のチームビルディング
単なるミーティングでは引き出せない“本音”や“創造的な発想”を得ることができるのが、ワークショップの最大の魅力です。
事前準備フェーズ:ワークショップの成功を左右する最重要ステップ
明確な目的とゴール設定がすべての起点
成功するワークショップは、例外なく「明確な目的と成果イメージ」があります。
例えば「ブレストを行う」だけではなく、「○○のサービス改善案を30分で10案出す」といった、測定可能な成果目標を設定することが重要です。
適切な参加メンバーの選定
異なる視点や立場が交わることで、議論は一層深くなります。
以下のような観点からバランスよく選出しましょう。
・現場と管理職の両方を含める
・関連部門を横断的に巻き込む
・若手とベテランを組み合わせる
6~10人程度が最も活発な議論を生み出しやすいとされています。
タイムテーブルとアジェンダの設計
ワークショップは限られた時間内でアウトプットを出す場です。
予め流れを組み、共有しておくことで、無駄のない進行が可能になります。
例:
10分:オープニング・目的説明
20分:現状整理と課題の明確化
30分:ブレインストーミング
30分:アイデアの整理と選定
15分:まとめとアクション設定
実施当日:進め方のコツとファシリテーターの役割
アイスブレイクで空気をほぐす
議論が活発になるかどうかは、冒頭の空気づくりにかかっています。
緊張感を和らげる軽いアイスブレイクを取り入れると、自然と発言しやすい雰囲気になります。
たとえば「最近あった小さな成功体験」を1分で話してもらうだけでも、場の温度はぐっと上がります。
ファシリテーターの立ち回りが成否を決める
進行役であるファシリテーターは、以下の3つを意識しましょう。
1.場の流れをつくる:脱線しそうな時は軌道修正
2.全員の声を引き出す:黙っている人にやさしく声かけ
3.可視化する:ホワイトボードや付箋で議論を見える化
意見のぶつかり合いがあったとしても、それは良いサイン。
うまく「対話」に昇華させることが、価値ある議論に繋がります。
ワークショップ進行のよくある失敗と改善策
ワークショップは有効な手法である反面、進行に慣れていないと以下のような“あるある”に陥りがちです。
失敗例①:一部の人しか話さない
→ 小グループ分けや、話す順番を指定して発言機会を均等に
失敗例②:時間が足りない
→ タイムキーパーの設置、1つの議題に時間をかけすぎない
失敗例③:結局なにも決まらない
→ 決定事項を「誰が・いつまでに・何をする」と明文化する
これらのポイントを押さえておくことで、失敗を避け、参加者全員が満足できるワークショップにすることが可能です。
まとめ
ワークショップは、参加者同士が対話と協働を通じて課題を解決し、アイデアを創出するビジネスに有効な手法です。
成功には、明確な目的設定、適切なメンバー選定、アジェンダ設計が不可欠です。
当日はファシリテーターの進行と可視化が鍵となり、終了後の成果共有とアクション設定も重要です。
よくある失敗を避ける工夫を取り入れれば、初めてでも効果的に進行できます。
本記事を参考に、実践的な進め方をぜひ現場で活用してください。
都内おしゃれなワークショップにおすすめの会場4選
グレイドパーク表参道
ホワイトを基調とした清潔感のある空間に木目調のアクセント!
レイアウトは自由に変更可能です。
◾️「表参道駅」A3番出口より徒歩2分
◾️営業時間:9:00〜22:00
◾️収容人数:立食〜120名 スクール形式〜75名 着席〜66名
◾️インターネット環境:WiFi無料!
グレイドパーク恵比寿
路面会場のため集客がしやすい!
木目とレンガのヨーロッパのカフェバーをイメージした空間は、白を基調としたナチュラルで明るい雰囲気の会場。
◾️「恵比寿駅」西口より徒歩5分
◾️営業時間:9:00〜22:00
◾️収容人数:1F着席~96名 1F立食~100名 2階立食~40名
◾️インターネット環境:Wi-Fi無料!有線接続可能!
グレイドパーク千駄ヶ谷
木目がやさしいフロアと白壁が織りなすシンプルで落ち着いた空間。
カフェ風のテーブルや椅子を活かして、80名様までのセミナーやワークショップにも対応可能です!
◾️最寄り駅:JR総武線「千駄ヶ谷駅」出口より徒歩7分
◾️営業時間:9:00〜22:00
◾️収容人数:【Aのみ】 着席(テーブル有)~30名
【Aのみ】 着席(テーブル無)~45名
【Aのみ】立食~60名
【A+B】 着席(テーブル有)~50名
【A+B】 着席(テーブル無)~80名
【A+B】立食~80名
◾️インターネット環境: Wi-Fi無料!有線接続可能!
Mace 池袋
池袋駅西口徒歩3分!
カフェのような雰囲気のキッチン付レンタルスペース・イベント会場です。
プロジェクター、WiFi、その他備品は全て常設無料です。
◾️最寄り駅:JR各線「池袋駅」西口より徒歩3分
◾️営業時間:9:00〜24:00 ※利用用途により変動あり。
◾️収容人数:チェア+デスク〜32名 立食〜50名
◾️インターネット環境: Wi-Fi無料!有線接続可能!
この記事で紹介したスペース

グレイドパーク表参道(旧:Glade Park 表参道)

グレイドパーク恵比寿(旧:EBISU SHOW ROOM[エビスショールーム])

グレイドパーク千駄ヶ谷(旧:Mace千駄ヶ谷)
