
内定式の準備マニュアル|担当者が“失敗しないため”に押さえるべき実務ノウハウ
「今年の内定式、何から始めればいい?」 「例年通りでいいのか不安…」 そんな声が聞こえる季節がやってきました。
内定式は、入社前の離脱を防ぐためにも、企業の印象を高めるためにも極めて重要なイベントです。
この記事では、人事・採用担当者が実務で迷わないように、企画・準備・当日運営・会場選びまでをステップ形式でわかりやすく解説します。
内定式とは?形式的な儀式ではなく“採用戦略の一部”
内定式の本来の役割とは
単なる「内定通知イベント」と思っていませんか?
本来の目的は、企業と内定者の関係性を強固にし、入社意欲を高めることです。
・自社の理念やビジョンを再認識してもらう
・入社までの不安を払拭する
・他社への流出(内定辞退)を防ぐ
つまり、内定式は採用戦略の一環として設計すべきイベントです。
【STEP1】開催時期・形式の決定
開催時期の目安
多くの企業では10月1日に開催するケースが主流です。
ただし、近年はオンライン開催の浸透により、9月末〜10月中旬など柔軟に設計する企業も増えています。
形式の選択肢
・対面開催:一体感や空気感を伝えやすい
・オンライン開催:遠方の内定者に配慮できる
・ハイブリッド型:参加の選択肢を広げられるが運営難度は高め
社風や内定者層に応じて柔軟に選びましょう。
【STEP2】内定式の構成とプログラム設計
内定式で必ず入れたいコンテンツ
経営陣からのメッセージ(理念共有)
・内定証書の授与 ・先輩社員との交流・座談会
・今後のスケジュール
・選考プロセス案内
・内定者による自己紹介やグループワーク(任意)
“情報”だけでなく“感情”が動く内容を意識すると、記憶に残る内定式になります。
コンテンツ設計のコツ
・時間は90分〜2時間以内に収める
・参加者が“受け身”にならない仕掛け(チャット参加、質疑応答など)
・先輩社員は「近い目線」で話せる若手を選出
【STEP3】内定辞退を防ぐためのコミュニケーション設計
不安の見える化と解消
内定者が感じやすい不安は、「社風が合うか不安」「働き方が見えない」「同期とのつながりがない」など。
内定式では、これらを見える化・解消できる機会をつくりましょう。
・社内制度や1日の働き方を説明
・「選ばれる会社」としてのメッセージを込める
・連絡手段(SlackやLINEオープンチャットなど)を共有
式後のフォローが命
終了後のフォローも、内定者の心をつなぎ止める重要工程です。
アンケート収集、個別メッセージ、動画配信など、タッチポイントを定期的に設けるのがおすすめです。
【STEP4】“印象が決まる”会場選びのポイント
内定式の印象を左右するのが、**「会場の空気感」**です。
とくに対面開催の場合は、下記を意識しましょう。
・駅から近い(遅刻リスク・ストレス軽減)
・Wi-Fiやプロジェクターなどの設備が充実
・採用ブランディングに合うデザインや雰囲気
・懇親会スペースと併設できる場所
TIME SHARINGでは、内定式に最適な貸し会議室やイベントスペースを多数ご用意。
「スクール形式で講話もできるし、その場で懇親会もできた」と人事担当者からの高評価も多数。
迷ったらまずはご相談ください。
まとめ|内定式は「定着率」を高める最初の勝負所
内定式は、採用活動のゴールではなく、入社後の活躍に向けたスタート地点です。
担当者にとってはプレッシャーのかかる業務かもしれませんが、「自社らしさ」「内定者目線」「実行可能な設計」の3つを意識すれば、大きな成果につながります。
準備は早めに、設計は丁寧に、会場はプロに任せて、安心できる内定式を実現しましょう。
おすすめの貸し会議室とレンタルスペース
TIME SHARING 渋谷神南3A
■最寄り駅: 山手線渋谷駅ハチ公口より徒歩4分
■営業時間: 8:00 ~ 23:00
■収容人数: チェア+デスク:~99名
■広さ: 122.56㎡
TIME SHARING 新宿7A
■最寄り駅: 東京メトロ丸ノ内線 新宿三丁目駅 E2出口より徒歩3分
■営業時間: 08:00 ~ 23:00
■収容人数: チェア+デスク:~150名
■広さ: 229.5㎡
グレイドパーク秋葉原
■最寄り駅: JR各線秋葉原駅電気街南口より徒歩2分
■営業時間: 9:00 ~ 24:00
■収容人数: チェア+デスク:~60名 立食:85名ほど
■広さ: 125㎡
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