ライフスタイル好転?リモートワークで得た4つの気づき
みなさんこんにちは!
真夏日が続き、どんどん暑さが増してきていますね。
水分補給などしながら、コロナ禍の夏を乗り切りましょう!
さて、いったん落ち着いたかのように思われるコロナ禍。
一時は世界中がその脅威にさらされ、日本でもイベントの中止や延期、外出自粛要請、リモートワークの導入など、国民一丸となって感染拡大防止に取り組んできました。
“当たり前”とされてきたことが崩れ始め、わたしたちの生活や意識にはいったいどのような変化が起きているのでしょうか。
5月12日の厚労省の発表によると、今年4月の自殺者数は前年度よりおよそ20%も減少したそうです。
東洋経済新聞が行ったアンケートでは、自粛生活に「息苦しさ」を感じる人がいる一方、「幸福を感じた」という人も多く見受けられました。
さらに、急速に拡大したリモートワークという働き方に出会ったことでライフスタイルが大きく変わったというワーカーも多いようです。
今回は、そんなライフスタイルが良い方向へ転じたという意見の中から、4つピックアップしてご紹介していきます。
ライフスタイルが「いい感じ」に。リモートワークで得た気づきとは?
新型コロナウイルスの蔓延に伴い、わたしたちの日常は大きく変わりました。
特に、わたしたちの生活に急に浸透してきたリモートワークという働き方。
多様な人の働き方を支援するだけでなく感染拡大を防ぐという社会的意義が加味され、このコロナショックを機にリモートワークを体験した人も多いでしょう。
マナビズのアンケート調査では、リモートワークで下記のような回答がありました。
(https://www.mana-biz.net/2020/04/post-425.php)
- 天気のよい日に外でミーティングをすると気持ちがいい。(50代・男性)
- 自分の部屋で、好きな音楽をかけて、温かいお茶を飲みつつ仕事ができるからか、
精神的な疲れがあまりたまりません。(30代・女性)
デメリットもあるものの、リモートワークによって意識が良い方向へ変わったという意見も多いようです。
当たり前のように満員電車に乗り、当たり前のようにオフィスへ出社。
当たり前のように残業し、帰宅、就寝。そしてまた出勤…
これらは日本の多くのワーカーが“当たり前”としてきたワークスタイルですが、今コロナをきっかけに「疑問に思う」「見直す」という方が多いのではないでしょうか?
ここからはリモートワークで得た4つの“良い気づき”についてお話ししていきます。
リモートワークによるライフスタイルの変化1. 通勤から解放された
リモートワークがもたらした最大のメリットと言ってもいいのが、電車通勤・満員電車からの解放でしょう。
日本の都市部では当たり前の風景になっている電車通勤や満員電車。
「仕方ないことだ」「昔からそういうものだった」とあきらめている人は多いでしょう。
揺れる車内はまるで“押しくらまんじゅう”のような状態になることも…。
狭い空間に人が密集しているがゆえの「圧」がすさまじく、全方位から荷重がかかり、身体のどこかにずっと痛みをおぼえたまま過ごすのが当たり前となっていました。
それらの嫌な“当たり前”が、リモートワークの導入によって通勤の必要がなくなったために解消されました。
「満員電車から解放されて嬉しい」
「通勤にあてていた時間を自分の好きなことに有効に使える」
など、通勤から解放されて喜ぶワーカーは大勢いることでしょう。
有意義な時間の獲得は、その人がおこなうことの生産性を高めたり、ライフスタイルの向上につながると言えます。
リモートワークによるライフスタイルの変化2. 効率・生産性が上がった
「仕事も家も自分の好きなように整えられるため、効率・生産性が上がった」という声も聞かれています。
リモートワークのデメリットとして、どうしてもオン・オフがつけづらいという意見がよく挙げられます。
しかしながら、仕事環境から時間(企業によっては時間が固定のところもありますが)まで、すべて自分の好きなようにカスタマイズできるのがリモートワークのいいところ。
作業スペースをDIYして楽しんだ、という人もいらっしゃるようです!
- 押入れをまるで秘密基地のように改造し、そこを仕事場にしている
- 子ども部屋でのほうが捗ると気づき、子どもに子ども部屋とリビングを交換してもらった
など、その時の気分や仕事の内容によって、より生産性の高まる場所や時間を自分で選択できることをメリットとして実感している人が多いようです。
リモートワークによるライフスタイルの変化3. “感謝”の気持ちが強まった
リモートワークが連日続くと、同僚や上司などのチームメンバーに直接会えない「寂しさ」や、相手の気持ちに寄り添いたくなる「想い」も芽生えやすくなります。
オフィスワークでは、同じ空間内に居て気軽に話しかけられるのをいいことに、些細なことや自分で調べればわかるようなことなどを何でも訊いていたという人も多いのでは?
- 自分で調べる、考える
- 質問は要点をまとめて簡潔に
- 自分から何かを共有する場合も要点をまとめて簡潔に、「相手に伝わりやすいか」を考える
などという、当たり前のことを改めて意識する人や、上司や同僚などのチームメンバーと直接会う機会が減った分、その存在のありがたみをより強く感じるようになったという声も多く聞こえてきます。
逆に、オフィスで働く際や人事評価を受ける際、「いつも傍にいるんだからわかってくれるよね」という感覚を持っている人も少なくありません。
リモートワークを実践してみて、それが“甘え”になっていると気づく人もいるようです。
意識の改善はビジネスマンに欠かせないことと言えますが、「感謝の気持ちを持つ」「思いやる」ということはビジネスマンである以前に人間として非常に大切なことですよね。
それらの再認識もリモートワークで得た“気づき”と言えるでしょう。
リモートワークによるライフスタイルの変化4. 心の余裕が持てた
通勤がなく時間にゆとりができたため、丁寧に朝食をつくり、落ち着いて食べることができるリモートワーカーが増えました。
もしたとえ快適に目覚めて家を出たとしても、満員電車やその揺れ・匂いで気が滅入り、出社前に気力と体力が削がれてしまっていたというワーカーも少なくなかったように思われます。
仕事を始める前にこうしたロスがないのはとても幸せというワーカーは、上記のように増えています。
在宅で仕事が可能なリモートワークであれば、通勤がない分長めに睡眠を取ることも、起きて家事や趣味に時間を費やすことだってできます。
つまり、時間の余裕は心の余裕に直結するということなのです。
心の余裕が生まれると、忙しくて考えることをストップさせていたこと、例えば働き方や将来のことについて落ち着いて冷静に考えられるようになります。
惰性で過ごしていた日々をもったいないと思えるほどに、心の余裕が持てたことで充実した時間を過ごそうという意識に好転した人は多いようです。
ライフスタイルを良い方向へ。レンタルスペースでリモートワークを支援
いかがでしたでしょうか?
リモートワークで得られる、ライフスタイルを好転させる4つの“気づき”についてお話ししてきました。
従来の働き方では、疲れているがゆえにギリギリに起床・ギリギリに出社、その分退社が遅くなり……という負のスパイラルが続いていたというワーカーが多かったように見受けられます。
それだと、「今日もできなかった」という記憶だけが積み重なってしまいますよね。
今回のコロナショックによるライフスタイルの変化。
リモートワークによって生まれた心の余裕により、個人は自分を、企業は自社を深く内省し、それぞれが幸せに働ける環境を整えられるようになるはずです。
おそらく今後、より一層「働き方」や「オフィスのあり方」についてより真剣に考える機会が増えていくでしょう。
レンタルスペースを運営するTIME SHARING(タイムシェアリング)は、レンタルスペースを通じてリモートワークを応援しています。
TIME SHARING(タイムシェアリング)では、サテライトオフィスとして活用できるTIME SHARINGシリーズをはじめ、様々なタイプのレンタルスペースを取り扱っております。
また、1ヶ月単位でレンタルできるマンスリーサービスも新たに開始しました。
レンタルスペースでのリモートワークを有意義なものにしていただきたく、そしてそれがリモートワーカーのライフスタイルにもいい影響を運んでくれるよう願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
執筆:仲野識(なかの しき)
*1ヶ月単位で借りられるレンタルスペース
TIME SHARINGのマンスリーオフィスサービス
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