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コロナで見つめ直す職住一体。移住のメリットや移住におすすめの地域とは?

公開日:2021/03/12

コロナ対策でテレワークが普及した2020年。
東京をはじめとする首都圏内に暮らすも、働き方の変化やコロナ後の環境を踏まえて、
「出社しないなら、わざわざ首都圏内に住む必要がないかも…?」
「都会の喧騒から離れてゆっくりと暮らしたい」
など、コロナを機に今後の働き方や暮らし方を見つめなおす人は増えました。
今回は、移住のメリットとデメリット、そして移住におすすめの地域を紹介していきます。

 

▼Contents

1.地方移住に注目が集まる背景とは?

2.地方移住のメリット

3.地方移住のデメリット

4.移住への一歩。東京から少し離れたエリアへ

4-1.鎌倉(神奈川県)

4-2.館山(千葉県)

5.思い切って地方都市への移住を計画する人も

5-1.松本市(長野県)

5-2.沼津市(静岡県)

5-3.ニセコ町(北海道)

5-4.小豆島(香川県)

6.コロナ禍で見つめ直す暮らし方・働き方

 

 

1.地方移住に注目が集まる背景とは?

働き方や住まいの多様化が進む現在。
地方移住に対する注目度が高まっています。

 

政府により新たに提唱された「新しい生活様式」においては、「3密(密集・密接・密閉)」の回避という点で、働き方にテレワークを取り入れる企業が増えています。
その影響で、家にいながらも仕事が出来る、もしくは家にいながら仕事をしなければならなくなった人は多いのです。

 

人口密度の高い首都圏を離れ、地方で悠々自適に過ごしたいなど、コロナ禍を経験したことで住まいの在り方や価値観が大きく変わろうとしています。

 

 

2.地方移住のメリット

郊外や地方に移り住む大きなメリットの一つに、広い敷地を確保できるという点が挙げられます。
庭を作れたり家庭菜園やガーデニングを楽しめることは生活の満足度にも繋がっていきます。

 

都市部に比べると不動産価格が安いため、家賃などの固定費を抑えやすいこともメリットです。
助成金や家賃の安さだけではなく、ワークスタイルを充実させていく支援に力をいれる自治体であれば、支援制度を活用することも可能ですね。

 

豊かな自然に囲まれているということも魅力の一つです。
自然の中ではリラックスして仕事ができますし、近場で気軽に自然に触れられるのはどものいる家庭にとってもうれしいことですよね。
また、静かな地方での暮らしでは、都会の喧噪や混雑している場所での人疲れからも解放されます。
必然的に三密も回避できますから、コロナ禍においては感染対策にもなるでしょう。

 

 

3.地方移住のデメリット

地方移住にはメリットもたくさんありますが、一方でデメリットも存在します。
主に課題となりやすいのは以下の3点でしょう。

 

まずは、仕事の確立です。
一時的にテレワークが導入されているだけで、また出社が命じられる可能性がある場合は、地方に移住した場合に通うのが困難になる恐れがあります。
例えば首都圏から地方へ移住し、その地域で仕事を探す場合、選択肢が少なくなる可能性もあります。

 

商業施設や飲食店が少なかったりするのも、都市部の暮らしに慣れている人には痛手かもしれません。
今はスマホやPCで簡単に買い物できる時代なので、ネット通販を上手に利用すれば問題ないと思われますが、あらかじめ配達対応エリアかどうかもチェックしておくのがおすすめです。

 

また、電車やバスなどの公共交通機関が少ないので、生活のためにマイカーが必要となる地域が多いのも忘れてはいけない点ですね。

 

 

4.移住への一歩。東京から少し離れたエリアへ

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地方移住にチャレンジしたいとはいえ、「いきなり東京を離れるのは難しい」という人は多いのではないでしょうか。
東京に住む必要もないけれど、完全リモートというわけでもないので、神奈川・千葉・埼玉あたりで今よりも安い家賃で暮らしたいという声も多いのが現状です。

 

地方といっても、様々な場所があります。
まずは、今の生活スタイルや家族の状況などを踏まえて、移住可能なエリアを選定していきましょう。
そこでまずは、東京から出勤するには少し遠いけれど、テレワーク移住には適しているということで人気が高いエリアを紹介していきます。

 

 

4-1.鎌倉(神奈川県)

海に面した魅力的な土地として有名な神奈川県鎌倉市。
海だけでなく、多くの神社仏閣などの歴史的遺産や山などの豊かな自然環境にも恵まれています。

 

鎌倉市では、鎌倉で働く、また鎌倉から働きに行く人を「鎌倉ワーカー」と名づけているそう。
鎌倉ワーカーを応援してくれるのが、鎌倉テレワーク・ライフスタイル研究会です。

 

鎌倉テレワーク・ライフスタイル研究会には、どなたでも参加できます。
テレワークに関する情報発信や勉強会などを行ってくれるので、テレワークに不安がある人も、ここなら安心して移住できそうですね。

 

鎌倉テレワーク・ライフスタイル研究会
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/telework/index.html

 

 

4-2.館山(千葉県)

南房総・館山は、「都心から一番近い、癒し系リゾート」と言われています。
黒潮の影響を受け、冬でも花が咲く温暖な気候と南房総国定公園に指定された変化に富んだ海岸線が特徴的です。
海と山に囲まれた自然豊かなまちである館山は、東京を離れてスローライフをおくるのにぴったり。

 

館山市では、移住相談窓口を開設しています。
住居のこと、仕事のこと、学校のことなど、「住んでから」を一緒に考えてくれるので、自分だけの移住スタイルに合わせた提案をしてくれるのが魅力です。
移住体感ツアーも開催されているので、移住前に一度館山の雰囲気を感じられるのもいいですよね。

 

ようこそ館山

 

 

5.思い切って地方都市への移住を計画する人も

思い切って田舎へ移住 コロナで見つめ直す職住一体。移住のメリットや移住におすすめの地域とは?|TIME SHARING|タイムシェアリング |スペースマネジメント|あどばる|adval|SHARING

「完全テレワークだし、思い切って地方へ行っちゃおう!」
「長年の夢だった農業を始めてみたい」
そう考えて、憧れの田舎暮らしを夢想する方ももちろんいらっしゃると思います。

 

「ここに住みたい」というこだわりの場所が決まっている人もいるでしょう。
とはいえ、移住となるとライフスタイルから将来設計も大きく変化します。
住みたい場所の周囲で自分がやりたいことや仕事のめどがはっきりし、「場所」とクロスオーバーするようになった時が、移住に適しているといえます。

 

ここでは、特におすすめしたい地方都市を紹介していきます。

 

 

5-1.松本市(長野県)

長野県松本市は、西に日本の屋根といわれる北アルプス、東に日本一標高の高い高原「美ヶ原高原」を望むなど、美しい自然環境に恵まれています。

 

移住を支援するチームとして、
・まつもと暮らし応援課
・田舎暮らし「楽園信州」推進協議会 があります。

 

まつもと暮らし応援課では、オンライン移住相談をしていたり、田舎暮らし「楽園信州」推進協議会では、職業・労働相談室を設置し、仕事に関する相談を無料で受け付けています。
ほかにも住居環境に関する支援や創業支援など、様々な支援制度が整っていますので、いまぜひ注目したい地域です。

 

長野県の移住ポータルサイト 楽園信州

 

 

5-2.沼津市(静岡県)

静岡県沼津市は、東京から60分で海・山・川というすべての自然がそろっているエリアです。
車の他、新幹線通勤も選べます。月の出勤数が少ないならそれほど金銭的な負担にもならないでしょう。

 

沼津市のいいところは、子育て支援制度の充実です。
市内には、54の幼稚園・保育園・認定こども園、25の小学校、19の中学校があり、若さあふれる教育のまちといえます。

 

スーパーマーケットが市内に点在しているため、家事に負担がかかりにくいのもいいですね。
小さなお子さんのいるテレワーカーなら、ぜひ一度検討してほしいおすすめ移住先です。

 

移住・定住情報サイト ゆとりすと静岡

 

 

5-3.ニセコ町(北海道)

ニセコ町は、国際観光リゾートエリアに位置する北海道の地域です。
東に蝦夷富士の愛称で親しまれる羊蹄山を、北に標高1,308.2mの火山・ニセコアンヌプリを望みます。
観光客が多く訪れることでも知られ、夏季は体験型アウトドアスポーツ、冬季は世界に誇る雪質の大規模スキー場でウィンタースポーツが盛んに行われています。

 

ニセコ町とニセコ町商工会では、起業支援のワンストップ窓口を設けた創業支援を行っています。
町内でチャレンジ・ステップアップする事業者を応援する助成も行ってくれるので、まさに「テレワーク移住推進地域」といえるでしょう。

 

ニセコ町移住・定住ガイド

 

 

5-4.小豆島(香川県)

瀬戸内海国立公園に浮かぶ人口約3万人の小豆島(しょうどしま)。
小豆島町は島の東に位置する、海と山の美しい自然に恵まれた町です。

 

ご自身のライフスタイルに合った住居選びが、移住を成功させる第一歩。
小豆島では、移住を希望している方や、在住者で新たに住居を探したい方に対し、小豆島町の空き家バンクに登録をしている物件を紹介してくれます。

 

小豆島でも、移住を希望される方を対象にした移住体験施設を設置しています。
「移住先としてもっと詳しく知りたい!」「移住の足がかりとしたい!」という方は、ぜひ活用してみてください。

 

小豆島の移住について

 

 

6.コロナ禍で見つめ直す暮らし方・働き方

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政府、自治体、企業それぞれが、さまざまな構想をもってテレワークの推進に取り組んでいます。
だからこそ、デメリットや注意すべきポイントもあることを理解し、色々な情報を調べて、検討することが大事です。

 

働き方の多様化に伴い、選択肢も今後ますます広がっていくでしょう。
コロナの影響でテレワークという新しい働き方が浸透してきた今だからこそ、郊外や地方への移住を選択できる時代になったのです。
コロナ禍である今、これからのあなた自身のライフスタイルを見直すにはいい時期なのかもしれません。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

執筆:仲野識(なかの しき)

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