ソーシャルディスタンス確保できていますか?レンタルスペース利用時における3つのコロナ対策
みなさんこんにちは。
スターバックスが5月19日より約1カ月ぶりに多くの店舗で営業を再開しましたね!
首都圏などはテイクアウト販売のみですが、緊急事態宣言が解除された他の府県では、席数を減らしたりレイアウトを変えたりすることでソーシャルディスタンスの確保に努めるほか、混雑時には入場を規制するなどの措置をとることで感染防止対策をおこなっていくとしています。
スターバックスのほか、新型コロナウイルス感染拡大防止のための三密の回避やソーシャルディスタンスの確保、いわゆる新生活様式に則り、店内での飲食を可能にするべく内装をチェンジしたり工夫を施す飲食店が多く見受けられます。
飲食店だけでなく、オフィスを構える企業なども対策が必要となってくるでしょう。
今回は、緊急事態宣言解除後も引き続きするべきコロナ対策として、レンタルスペースを利用する際に気をつけていただきたいポイントについてお話ししていきます。
ソーシャルディスタンスとは?
密閉・密集・密接の3つの密から名付けられた三密というワード。
日本における新型コロナウイルスの集団感染を追及した際、この三密が共通して見られたということで
感染防止策の一つとして「三密の回避」が挙げられるようになりました。
小池都知事がメッセージを発信する際に使用したことで有名ですよね。
また、5月4日の安倍首相の記者会見でも述べられた“感染拡大を予防する新しい生活様式”の中にも
三密の回避は含まれています。
緊急事態宣言解除後の生活に向け、三密回避のほかソーシャルディスタンスの確保についても
最近では多く耳にするようになりましたね。
社会的距離を意味するソーシャルディスタンス(Social distance)。
対人1.8m〜2mの距離を空けることが理想的です。
感染予防のために物理的に離れようということで、スーパーマーケットのレジ待ちの間隔が制限されていたり、
距離を保って買い物してもらうため入場規制をおこなうお店も出てきました。
アフターコロナへ向け、ソーシャルディスタンスの確保はわたしたちの生活に欠かせない予防策の一つとして根付いていきそうですね。
飲食店だけじゃない。企業でもアフターコロナを見据えた対策を
新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの企業がオフィスでの感染対策やリモートワークの導入など、
従来の働き方から変化が求められ、マネジメントや運営のあり方も大きく変わると言われています。
宮崎発のサイバーセキュリティ企業・株式会社クラフは、「Afterコロナ時代」を見据え
ソーシャル・ディスタンス・オフィスを開設することを決定しました。
従業員同士のソーシャルディスタンスを保てる仕様にオフィスレイアウトを設計。
社会情勢や個人の状況に応じて、リモートワーク or オフィスワークの選択を柔軟にできるような仕組み作りにも取り組んでいく予定とのことです。
ソーシャルディスタンス確保のほか、リモートワークやフレックス制度を柔軟に取り入れていくことも今後の企業の課題と言えますね。
飛行機内でも!?移動においてのソーシャルディスタンス
感染症拡大防止のため、日本航空(JAL)は座席指定を一部制限し、お客様同士の距離をとって飛行機内でのソーシャルディスタンシングを対策の一つとして実施しています。
ちなみに、飛行機内の空気は、常に機外から新しい空気を取り入れて機内で循環させ、その後機外へ排出することにより概ね2~3分ですべて入れ替わる仕組みになっているのだとか。
一度に搭乗できる人数は限定されてしまいますが、十分なソーシャルディスタンスを確保するための措置として今後も引き続きおこなわれていくでしょう。
一方、多くの人が心配するのはやはり電車による移動ではないでしょうか。
電車でのソーシャルディスタンスの確保は課題が山積みと言えます。
窓開け等の対策はおこなわれていますが、間隔を開けて座席に座るというのはあくまで人それぞれの意識に依ってきてしまうので、何かしらの対策が講じられないと距離・空間の確保は難しそうですね。
レンタルスペース利用時に気をつけてほしい点①
*写真はTIME SHARING四谷A
レンタルスペースを扱うTIME SHARING(タイムシェアリング)では、
レンタルスペースを利用される際に気をつけてほしいポイントをまとめてみました。
まず1つ目。
ソーシャルディスタンス(1.8m〜2m)を確保するため、スペースの広さは予約前にをしっかり確認しましょう。
TIME SHARINGでは、各スペースの詳細ページに収容人数の目安が書いてあります。
目安いっぱいに人を入れてしまうと、ソーシャルディスタンスが確保できない可能性があります。
目安の1/2~1/3ほどの人数での利用がおすすめです。
もしくは、机の台数も記載されていますので、例えば3人掛けの机に1人などという計算方法を用いてもソーシャルディスタンスが確保できるはずです。
レンタルスペース利用時に気をつけてほしい点②
*写真はTIME SHARING渋谷ワールド宇田川ビル 9F
2つ目。
人と人との接触を避けるべく、レイアウトを工夫しましょう。
レンタルスペースの良さの一つとして、自分たちでレイアウトを変更できるという点が挙げられます。
これはカフェやシェアオフィスと異なる点とも言えます。
利用終了時にデフォルトに戻していただければ、どんなレイアウトにしてもOK。
自社ではどうしても椅子や机を移動できない場合、レンタルスペースならそれが簡単におこなえるため少人数でサテライトオフィスとして使うのもありです◎
レンタルスペース利用時に気をつけてほしい点③
3つ目。
物理的に距離を取るという対策以外に、引き続きマスク着用&手洗いうがいを極力しましょう。
レンタルスペースはもちろんですが、ほかの場所での感染回避も不可欠です。
TIME SHARINGに掲載のレンタルスペースは駅チカが多いので、移動に多くの時間を有さないところがほとんどですが、それでもしっかりと感染対策を取りましょう。
外出時のマスク着用、咳エチケットの心がけ、自宅やオフィスの換気を十分にする、など
個人レベルでできる対策を引き続きしっかりおこなっていくことが肝心です。
レンタルスペース利用時におけるコロナ対策まとめ
緊急事態宣言解除へ向け、街や暮らしに活気が戻りつつあるように感じます。
しかしながら、Beforeコロナの世界には戻れないと言われている昨今、
対策を施しつつ、わたしたちはコロナと共生していかなければなりません。
引き続き、マスク着用・手洗いうがい、三密回避などの対策はおこないつつ、
物理的に人と距離を取るというソーシャルディスタンスの確保にも取り組んでいく必要があります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
執筆:仲野識(なかの しき)
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TIME SHARING(タイムシェアリング)