内定出しから1ヶ月、今こそ開催!内定者フォローイベントで辞退を防ぐ完全ガイド
10月に内定を出してから約1ヶ月が経過した11月。
人事担当者の皆様、内定者との関係構築は順調でしょうか。
内定承諾から入社までの期間は、内定辞退が最も発生しやすい危険なタイミングです。
リクルートワークス研究所の調査によると、2023年卒の大学求人倍率は1.58倍と売り手市場が続いており、複数内定を持つ学生が増加傾向にあります。
内定式が終わり、最初の熱が冷めた11月は、内定者が「本当にこの会社でいいのか」と迷い始める時期でもあります。
本記事では、11月に開催すべき内定者フォローイベントの企画方法と、辞退を防ぐための会場選びのポイントを、人事担当者向けに徹底解説します。
なぜ11月の内定者フォローが重要なのか
内定出しから1ヶ月が経過した11月は、内定者フォローにおける最も重要な時期の一つです。
この時期に適切なフォローができるかどうかが、入社率を大きく左右します。
内定式の興奮が冷めるタイミング
10月に開催された内定式では、多くの内定者が高揚感に包まれ、入社への期待に胸を膨らませています。
しかし、その興奮が冷めた11月こそが、内定者が冷静に自分の選択を見つめ直す時期なのです。
「本当にこの会社で良かったのか」「他社の内定者はどんな様子なのか」と不安が芽生え始めます。
他社の内定者フォローとの比較が始まる
複数内定を持つ学生は、11月頃から各社の内定者フォローの質を比較し始めます。
手厚いフォローをする企業と、何も連絡がない企業では、内定者の心証に大きな差が生まれます。
この時期に積極的なフォローができないと、他社に心が傾いてしまう可能性が高まります。
年末年始前の最後の接点機会
12月に入ると年末の慌ただしさが増し、内定者も帰省や旅行などで予定が埋まりがちです。
また、年始は成人式など個人的なイベントも多くなります。
11月は内定者全員を集めやすい最後のチャンスと言えるでしょう。
内定者が11月に抱える3つの不安
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効果的な内定者フォローを実施するには、内定者が抱える不安を理解することが不可欠です。
内定出しから1ヶ月経過した11月に、内定者が感じている代表的な不安を見ていきましょう。
不安1:同期との人間関係
「入社後、同期とうまくやっていけるだろうか」
内定者の多くが抱える最大の不安が、同期との人間関係です。
内定式で顔を合わせただけでは、お互いの人となりまでは分かりません。
「価値観が合わない人ばかりだったらどうしよう」という漠然とした不安を抱えています。
不安2:会社の実態とのギャップ
選考過程で見た会社の姿と、実際に働く環境にギャップがないか心配している内定者も多くいます。
「実際の職場の雰囲気はどうなのか」「先輩社員はどんな人たちなのか」といった疑問が膨らみます。
この不安を解消できないと、入社前に辞退してしまうリスクが高まります。
不安3:入社後の活躍イメージ
「自分は本当にこの会社で活躍できるのだろうか」
入社後の自分の姿が具体的にイメージできず、不安を感じる内定者も少なくありません。
必要なスキルや知識が不足していないか、入社準備は何をすべきかといった悩みを抱えています。
11月開催におすすめの内定者フォローイベント5選
内定者の不安を解消し、入社意欲を高めるためには、具体的なイベント企画が必要です。
11月開催に最適な内定者フォローイベントを5つご紹介します。
イベント1:内定者懇親会
最も効果的な内定者フォローが、内定者懇親会です。
キャリタスリサーチの調査では、入社意欲が高まったフォロー施策として「内定者懇親会(対面)」が最も高い回答率を記録しています。
懇親会では、内定者同士がリラックスした雰囲気で交流できるよう、カジュアルな設定がおすすめです。
立食形式やビュッフェスタイルにすることで、自由に動き回りながら多くの人と話せる環境を作りましょう。
先輩社員も数名参加させることで、会社の雰囲気をより深く理解してもらえます。
イベント2:チームビルディングワークショップ
内定者同士の信頼関係を構築するには、協力して課題に取り組むチームビルディングが効果的です。
マシュマロチャレンジや謎解きゲーム、グループディスカッションなどを通じて、お互いの強みや個性を発見できます。
ワークショップ形式にすることで、内定式では見えなかった内定者の一面が見え、人事担当者にとっても配属検討の参考になります。
また、協働体験を通じて生まれる連帯感は、入社後のチームワークの基盤となります。
イベント3:先輩社員との座談会
会社の実態を知るには、現場で働く先輩社員との直接対話が最も効果的です。
年齢や部署の異なる複数の先輩社員を招き、少人数のグループに分かれて座談会を実施しましょう。
人事担当者には聞きにくい給与や休暇の実態、キャリアパスの具体例、仕事のやりがいと大変さなど、リアルな情報を共有できます。
内定者が自分の将来像を具体的にイメージできるよう、入社1年目から5年目以上までの社員を配置すると良いでしょう。
イベント4:職場見学・オフィスツアー
選考時に見られなかった部署や、実際に働く現場の雰囲気を体感してもらうオフィスツアーも有効です。
執務スペース、会議室、休憩スペースなどを案内し、入社後の日常をイメージしてもらいましょう。
可能であれば、社員が実際に働いている時間帯に見学を実施し、活気ある職場の様子を見せることで、入社への期待感が高まります。
見学後には質疑応答の時間を設け、気になった点をその場で解消できるようにしましょう。
イベント5:内定者研修(スキルアップ講座)
入社後の活躍に対する不安を軽減するには、事前のスキル習得機会を提供することが効果的です。
ビジネスマナー、Excel・PowerPointの基礎、業界知識など、入社前に身につけておくと良いスキルを学ぶ研修を実施しましょう。
研修形式にすることで、会社が内定者の成長を真剣に考えていることが伝わり、ロイヤリティの向上につながります。
また、同じ研修を受けることで内定者同士の一体感も生まれます。
内定者フォローイベントを成功させる5つのポイント
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せっかくイベントを企画しても、運営方法を誤ると逆効果になる可能性があります。
内定者フォローイベントを成功させるための重要なポイントをご紹介します。
ポイント1:参加しやすい日程設定
11月は祝日(文化の日・勤労感謝の日)があり、内定者も参加しやすい時期です。
土日祝日の日中開催にすることで、アルバイトや学業との両立がしやすくなります。
複数の候補日を提示し、事前にアンケートで都合を確認することで、参加率を高められます。
ポイント2:アイスブレイクの徹底
内定式以来の再会となる11月は、まだお互いに緊張している内定者も多くいます。
イベント冒頭には必ずアイスブレイクを取り入れ、場の雰囲気を和ませましょう。
自己紹介ゲームや簡単なクイズなど、笑いが生まれる軽めの企画がおすすめです。
ポイント3:内定者の本音を引き出す工夫
形式的なイベントでは、内定者の本当の不安や疑問は見えてきません。
匿名で質問を集める仕組みや、少人数グループでの対話時間を設けるなど、本音を話しやすい環境を作りましょう。
人事担当者は聞き役に徹し、内定者の声に耳を傾ける姿勢が重要です。
ポイント4:先輩社員の選定に注意
座談会や懇親会に参加させる先輩社員の選定は慎重に行いましょう。
ポジティブで親しみやすく、会社の良さを自然に伝えられる社員を選ぶことが重要です。
高圧的な態度や、ネガティブな発言をする社員は絶対に参加させないようにしましょう。
ポイント5:イベント後のフォローアップ
イベントを実施して終わりではありません。
イベント後には、参加への感謝メールとともに、当日の写真や次回の予定を送りましょう。
また、参加できなかった内定者には個別に連絡を取り、疎外感を感じさせないよう配慮が必要です。
内定者フォローイベントの会場選び3つの条件
イベントの成否は、会場選びにも大きく左右されます。
内定者フォローイベントに最適な会場の条件をご紹介します。
条件1:アクセスの良さ
全国から集まる内定者のことを考えると、主要駅から徒歩5分以内の会場が理想的です。
東京なら渋谷・新宿・池袋・表参道など、アクセスの良いエリアを選びましょう。
迷わず到着できる立地であることが、内定者の参加ハードルを下げます。
条件2:柔軟なレイアウト変更が可能
懇親会、ワークショップ、座談会など、プログラムに応じてレイアウトを変更できる会場が便利です。
可動式のテーブルや椅子が用意されている会場なら、スムーズな進行が可能になります。
立食スタイルと着席スタイルを組み合わせることで、メリハリのあるイベントを実現できます。
条件3:充実した設備
プロジェクター、スクリーン、音響設備、Wi-Fiなどが完備されている会場を選びましょう。
会社紹介の映像上映や、グループワークの発表などをスムーズに行えます。
また、ケータリングの持ち込みが可能な会場であれば、食事の手配も柔軟に対応できます。
タイムシェアリングで見つかる最適な会場
内定者フォローイベントの会場選びなら、タイムシェアリングにお任せください。
渋谷・表参道・新宿・池袋など、主要駅徒歩圏内のおしゃれで機能的な貸し会議室を多数ご用意しています。
プロジェクター、音響設備、Wi-Fiなどの設備が無料で利用でき、レイアウトも自由に変更可能です。
20名程度の少人数から100名以上の大規模イベントまで、内定者の人数に応じた最適な会場が見つかります。
11月は予約が混み合う時期ですので、早めの会場確保がおすすめです。
まとめ:11月の内定者フォローが入社率を決める
内定出しから1ヶ月が経過した11月は、内定者の心が揺れ動く最も重要な時期です。
この時期に手厚いフォローを実施できるかどうかが、入社率を大きく左右します。
内定者懇親会、チームビルディング、先輩社員との座談会など、内定者の不安を解消し、入社意欲を高めるイベントを積極的に開催しましょう。
イベントの成功には、アクセスが良く、設備が充実した会場選びも重要な要素です。
2026年4月に優秀な人材を迎え入れるために、今こそ内定者フォローに力を入れる時です。
タイムシェアリングで最適な会場を見つけて、内定者の心をしっかりとつかむイベントを実現しましょう。
内定者フォローイベントにおすすめ
TIME SHARING 新宿9C
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■最寄り駅: 東京メトロ各線 新宿三丁目駅 E2出口より徒歩3分
■営業時間: 08:00 ~ 22:00
■収容人数: スクール形式18名
■広さ: 26.9㎡
TIME SHARING 新宿御苑前 壱丁目参番館8B
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■最寄り駅: 東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅2番出口より徒歩2分
■営業時間: 8:00 ~ 22:00
■収容人数: セミナー形式:~39名
■広さ: 64.8㎡
TIME SHARING 五反田Ⅰプラザスクエアビル
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■最寄り駅: JR山手線五反田駅西口より徒歩4分
■営業時間: 9:00 ~ 24:00
■収容人数: チェア+デスク:~54名
■広さ: 109㎡


